ホメオパシーと通常の医学の違い


 ホメオパシーは「生き物」の自己治癒力を積極的に整えることだけに特化した診療体系です。ちょっとわかりにくいので、棒の例え話をします。

 
 例えば棒がまっすぐ立っている状態を健康な状態として、棒が傾いた状態を病気だとします。
 通常の医学は棒が傾いている方向と反対方向に棒を押して、まっすぐな状態に戻そうとします。でも薬を止めると棒は元の位置に戻ってしまいます。
 症状を和らげるためには薬を飲み続ける必要があります。
 

 
 一方、ホメオパシーでは、棒が傾いている方向にあえてチョンと押します。正しい方向に適切な強さで押すことが肝心です。すると生き物はその信号を察知して「あ、私はこっちに傾いている」と気がついて、棒をまっすぐに戻そうとする自己治癒力が刺激されるというわけです。
 自己治癒力は生き物が本来持っているものなので、必要な刺激が与えられればそれ以上繰り返す必要はありません。